当院の透析治療について

当院では、安定した透析治療を患者様にご提供できるように、 最新の透析設備のもと、透析専門医をはじめ、スタッフ一同、日々努力しております。質の高い透析医療が提供できるよう、学会・研究会への発表や院内勉強会を定期的に開催し、スタッフの知識、技術の向上に日々取り組んでおります。透析室では、通常の血液透析に加え、個人用の透析装置を2台導入し、個別での処方透析治療も対応しており、様々な病態に則した治療が可能となっております。

1. 治療法
2. 電子カルテの導入
3. 透析液清浄化への取り組み
4. 夜間透析
5. シャント管理

治療法

●血液透析 ●オンライン血液濾過透析(On-lineHDF)
●血液濾過 ●間歇補液型HDF(I-HDF) 
●LDL吸着療法  
●β2ミクログロブリン吸着(リクセル®)
●個人用透析装置による個別処方透析

【オンラインHDFとは?】




電子カルテの導入

当会では、外来診療や透析治療でクラウド型セコム・ユビキタス電子カルテを導入しています。医事コンピューターや透析システムとも連携されているため情報の一元化と情報共有が速やかになっています。 また、カルテのデータは全てセコムデーターセンターに保存されているため、災害時やクリニックに万が一の事があった場合でも、カルテが失われる心配がありません。

透析液清浄化への取り組み

清浄度の低い透析液を使用すると透析アミロイド症や、栄養障害の合併頻度が増えることが知られています。従って合併症の少ない良質な透析治療をするためには、透析液の清浄化に対する取り組みが不可欠です。
当院では 以前から透析液清浄化に取り組んでおり日本透析医学会が定める透析液水質基準である

細菌数 0.1CFU/mL未満
エンドトキシン 0.001EU/mL未満 (測定感度未満)

超純粋透析液(ultra-pure dialysis fluid)の基準を満たし、オンラインHDF実施可能な水質を常に達成しております。これからも患者様には、万全な管理のもと高い清浄度の透析液を使用した治療を提供していきます。


夜間透析

月水金については夜間透析を実施しており、仕事帰りに透析を受けることができます。23:00まで開院しており、最終返血開始時間は22:30です。

シャント管理




 血液透析治療において血管アクセスは、治療の命綱とも称される重要な役割を担うものです。血液を取り出し、浄化した血液を送り返すために、常に良い状態の血管アクセスが存在することが良い血液透析治療の前提になります。その血管アクセスを良い状態に保つためには、定期的なチェックで異常を早期に発見すること、及び異常が認められた場合に適切な方法で遅れずに治療することが重要です。
 現在血管アクセスの異常を早期にチェックするために有用なのは、まず第一に透析スタッフによる日々の観察ですが、現在では超音波による血管アクセス検査の有用性が注目され定着しつつあります。当施設では、血管アクセスに対する超音波検査には早くから取り組み、血管アクセスの異常を早期に検出するための超音波検査が現場で定着しています。臨床的観察や超音波検査により、異常が認められた場合の治療には大きく分けて、外科手術治療とシャントPTAと呼ばれるカテーテル治療がありますが、現在では多くの場合でまずは、カテーテル治療を実施します。当施設では2011年に関連の北八王子クリニックに菅野靖司先生が院長として赴任して以来、この治療に取り組み現在までに500件以上の治療実績があります。透析シャントPTAは、X線透視下もしくは超音波下で血管アクセスを観察しながら実施します。  
 血管アクセスの外科手術治療に関しては、当院にも専用手術室があり、当院でも手術治療を受けることができますが、血管アクセスの状態やその緊急性の度合いに応じて連携実績のある施設に手術治療を依頼しています。