下記の院内活動を定期的に行い、スタッフ全員の啓発を通して常にレベルアップを図っています。

●災害対策委員(多摩地区防災対策拠点施設)  ●医療安全管理委員
●感染対策委員  ●症例カンファレンス  ●勉強会  ●管理会議  ●連絡会議

各診療部門紹介

1. 看護部門
2. 臨床工学技士
3. リハビリ
4. 栄養相談
5. 医療福祉相談

1. 看護部門

1.長年の血液透析治療の実績を踏まえ、実際の医療現場で培った豊富な知識を生かし、指導・教育体制に力を入れています。積み重ねた看護実践をもとにした日本透析医学会や日本腎不全看護学会への参加・発表も定着しています。現場力が充実した透析看護を生み、その結果が透析技術認定士や、透析療法指導看護師、糖尿病療養指導士の資格を看護師が取得するレベルアップ意識につながっています。2018年には、関連施設も含め数名の看護師が、第一回腎臓病療養指導士の資格を取得しています。また看護師が主導する勉強会やカンファレンス、地域の勉強会参加、webカンファレンス、web勉強会や講演会、関連施設6施設との交流、なども活発に行われています。

2.バスキュラアクセスの異常の早期発見や、毎月のフットケアが、院内で行われている定期的な血管内治療や下肢血管外来に繋がっています。PTAや手術、血管外科外来、内科外来は透析看護師が介助を行うことにより、連携のとれた総合的な看護を目指しています。また、毎年全透析症例のQOL評価も行っており、幅広い腎不全看護に取り組んでいます。下肢血管外来や感染委員会、防災委員会など、欅会の施設合同で行われる会議も多く、その中で勉強会や意見交換、基本業務やマニュアルの統一に も取り組んでいます。 以上のような透析看護実践力と、学術的な看護の両立が、産後休暇や育児休暇のあとの復帰者も多いことと合わせて、看護師の在職定着率が高いことにも結び付いています。 3.2021年には、通院透析患者と外来通院患者の新型コロナワクチンを院内で接種しました。また、個別接種として一般市民のワクチン接種も行い、医師・看護師・臨床工学技士・事務との連携で、多忙な日常業務と並行しながらも無事に終了しました。

※血管外科外来年間予定
毎月第一週火曜日AM 東久留米クリニック
毎月第二週火曜日AM 久米川透析内科クリニック
毎月第三週火曜日AM 小平北口クリニック
毎月第三水曜日PM 東久留米駅前クリニック

3.透析技術認定士や、透析療法指導看護師、糖尿病療養指導士の資格を取得したスタッフも 在籍し、看護師のスキルアップ意識も高く、産後休暇や育児休暇のあとの復帰者も多い事と 合わせて、看護師の在職定着率が高いことにも結び付いています。
 

2. 臨床工学技士

   
医療機器の高度化・複雑化が進むなか、高度なコンピューター監視システムの多様化がメーカーの違いにより、さらに複雑化されてます。当院は、おもにニプロ社製透析用監視装置と透析システムを使用して電子カルテ、医事システムとの連携を図っています。又、関連施設と他社の機器の合同メンテナンスや東海大学八王子病院とも連携しているため、多くの症例に学ぶ事が出来ます。
【スタッフ紹介合同メンテナンス風景】
     

3. リハビリ

透析患者様に長く安定した透析ライフを送っていただけるよう、専門の理学療法士の指導のもと、運動療法(リハビリ)のサービスを行っております。(無料
透析患者様向けのリハビリ用機器が一部ございます。さらに専門的なリハビリをご希望の方は関連施設(東久留米クリニック)の通所リハビリテーション事務所がご利用いただけます。

当院においても透析治療中にベッド上にて理学療法士によるリハビリを行っています。

4.栄養相談

当院では、食事は体調管理の基本と考え、管理栄養士による栄養指導を行っています。患者様の検査データや、個々のライフスタイル、食生活をお伺いしたうえで、継続できる食事のプランを一緒に考え、アドバイスをしております。定期的にお越しいただくことにより、自己管理ができるようお手伝いいたします。
また、年に数回、糖尿病教室や透析患者向けの集団栄養指導を開催しています。
透析時には、ご希望により有料にてお弁当を提供しております。
 

5.医療福祉相談

人工透析を含めた腎疾患などに対する慢性期医療は、長期に渡る治療を円滑に遂行するためには、医療機関のみならず訪問看護ステーションや介護施設などとの密接な連携が不可欠です。
当施設では医療福祉専門の職員が治療を支える多岐にわたる環境整備の支援を提供します。
 
ソーシャルワーカーによる医療福祉相談を行っています。患者様とご家族に関わる経済的・社会的・心理的なご相談にのり、解決のお手伝いをします。
例)通院、家庭環境調整、介護保険、年金問題、生活保護 等